株式会社ヨシノ自動車

現在取り組むべきこと

____現在のヨシノ自動車について教えてください。

僕が社長になってから8年経ちましたが、まだまだヨシノ自動車を知らない人が多いし、実際にビジネスを通してお客様に貢献できることがまだまだあると思っています。それをひとつひとつ具体的にしていっています。直近でいえば「短期リース」がそれにあたると思います。トラックのリース販売になるんですが、これまで販売に関してはトラックの現物を販売するだけだったのですが、リースと販売を組み合わせた時代に合った販売の手法を取り入れてみました。あくまでもお客さんの経営環境において、なにが望ましいか、それを踏まえた上で、われわれが提供できるソフトを模索し提供していくこと。それでいて我々自身が「良い」と思ったもので収益をあげていきたい。そういったサービスが多くなればなるほど、お客さんにとって本当に必要なサービスを提供できるのかなと思っているんです。

____今後もまだまだ新たなサービスは眠っていると考えていらっしゃるんですね。

そうですね。単純に少子高齢化や、日本におけるトラックの保有台数が減っていることなど、数値上のネガティブイメージはあると思うんですが、トラックは絶対になくならない。トラックが何に使われているかというと、大半は物流輸送と建設です。物流と建設は人間という存在に必ずついてまわるものですよね。だから人間がいる以上、マーケットが大きくなる小さくなるはあるにしても無くなることはないと思っています。

この二つがあったからこそ私は会社を継ごうと思ったし、私自身の根底にあることなんですが、とにかく「ずっと続けられる仕事がしたい」という気持ちがあります。いまこれ流行ってるよ、でも2年で流行は終わりました。じゃ次はこれをやりましょう。そうやってトレンドを追い続けるビジネスも否定はしませんが、私がやるからには現役でやって少なくとも30年続く業界の仕事をやっていきたいと考えていました。トラックというこの業界は、それが可能だと私自身が判断して、これまでやってきた自負もあります。