株式会社ヨシノ自動車

鍵人対談 株式会社滝川自工 様

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第10回

滝川自工様 工場見学

滝川自工様 工場見学

滝川自工様 工場見学

滝川自工さんの総敷地面積1万坪の北広島工場にお伺いしました。取り扱い台数は年間15,300台。こちらでは特に大型車、特装車の整備を行っています。産業用車両整備(くい打ち機、ショベル、コンクリートポンプ車)を中心に、建柱車、高所作業車、クレーン車、路面清掃車、塵芥車、さらにはタンクローリ、LPGローリ等その作業範囲は多岐にわたります。

写真・薄井一議
デザイン・大島宏之
編集・青木雄介

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1:販売車架装

滝川自工を通じて販売されたタンクローリの納車前の架装。特に下回りの錆止めは入念に行われます。

2:特装車整備

大型クレーン車の整備風景。車庫には整備を待つ特装車が並んでいます。

3:トラック板金整備

アメリカのチーフ社による超大型EZライナーフレーム修正機。かつては全損扱いだった深刻なダメージを負ったフレームもこれで復元させます。

作業はヒートインジェクターとよばれる工具で熱を加えながら修正していきます。かつて目に見える曲がり方をしていた個所もまったく分からないほど、復元されています。

4:ボディフレーム保護

北海道では融雪剤などにより、ご覧のようにフレームが錆にやられてしまうとのこと。錆を取り除いた後は、タフコートと呼ばれる防錆コートを施します。

5:オンスポット施行

オンスポットと呼ばれるオートタイヤチェーン。北海道では必需品とのこと。走りながら回転するチェーンを雪道とタイヤの間には潜り込ませることができます。

6:モバイルリフトの活用

ブルートゥースで同期し、最大7.5トンまで揚陸可能な充電式のモバイルリフト。これがあれば場所を選ばず大型車をリフトアップできます。

4基使用して持ち上げるとこんな感じです。4台が同期するので大型車体もひとりで揚陸することが出来ます。便利ですね。

7:北広島工場の新工場

今年の10月に竣工された新工場。敷地はキャタピラでもダメージを受けない耐クローラ用アスファルトコンクリートを使用しています。

新工場の内部。リフターやクレーンの他に風力で集塵する設備など最新鋭の設備が整っています。また冬季は廃油を燃焼させた全館暖房設備が機能します。

バンザイ製のリフターもピカピカです。

詳細は下記、滝川自工のHPをご覧ください。

http://jikou.takikawa.co.jp/

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