株式会社オンザロード 代表取締役 GAOニシカワ(西川雅生)様

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第27回

株式会社オンザロード 代表取締役 GAOニシカワ(西川雅生)様

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「アメリカンスタイルって何だろう!? ガオさんと語るトラックのカスタムからライフスタイルまで」

昨年のジャパントラックショー2018で、ヨシノ自動車として初のコラボをさせていただいたGAOニシカワさん(以下、ガオさん)。発行部数30,000部を誇る、バイクと車を中心にしたアメリカンなライフスタイル・フリーペーバー「ON THE ROAD MAGAZINE」編集長にしてイラストレーターでもあるガオさん。ヨシノ自動車とのコラボではファイアーパターンをペインティングしたボルボトラック、アベルの企画からイラストの描きおろし、グッズの製作などを手がけていただきました。ガオさんの手にかかるとボルボ・トラックも精密で鮮やかな色彩とともに、アメリカのロードサイドの一風景となります。そんなガオさんが感じた、アメリカのカスタムカルチャーのお話しや、自国の風景を愛してやまない誇り高いアメリカのトラッカーのお話。さらには今後のファストエレファントとのコラボまで、今回の鍵人訪問記はアメリカ尽くしの内容となりました。大型連休の中、ぜひ心ゆくまでアメリカの風を感じてください!

写真・薄井一議
デザイン・大島宏之
編集・青木雄介

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ガオさんとの出会い

____まず社長とガオさんの出会いを教えていただけますか。

中西:アピオという会社の代表、河野仁さんとガオさんがお友達で、 私も河野さんとはお友達でその繋がりでご紹介いただきました。

____そのアピオとはどういう会社なのでしょうか。

中西:スズキのジムニーを専門としたパーツの販売を行っている会社です。カスタムジムニーをたぶん日本一売っている会社ではないでしょうか。 実際にお会いする前に河野さんからガオさんの話は何度か聞いていたんですね。それがおととしの12月で、 ちょうどその頃、5月のトラックショーに出展も決めていて、 1台はヨーロピアン、もう1台はアメリカンな感じでボルボ・トラックのカスタムしたいと考えていました。そこで弊社のポスターを作ろうと考えてガオさんにお願いしたのがきっかけですね。

____ その時、ガオさんはどんな印象だったのでしょうか。

ガオ:最初はちょっと驚きましたが、乗り物なら何でも好きで働く車も大好きなので「僕にできる事であれば是非やらせていただきたいです」とお答えしました。 最初は「イラストを」ということだったのですが、「アメリカンカスタムならフレイムスを入れたらどうですか」とか「腕のいいペインターを知っているのでご紹介しましょうか」というような流れで、アベルの制作にも関わらせていただきました。あのトラックショーでは、本当に楽しく仕事をさせていただきました。

中西:出展するメーカー系は展示会のような堅苦しさだと思うから、弊社が同じことをやってしまうのは「面白くない」と感じたんですね。そこはトラックショーだから「格好良くいこう」と決めたんです。

アメ車への憧れ

____なるほど。そもそも社長も、ガオさんのアメリカンスタイルな画風が好きだったんですね。 トラックはボルボですが、社長はアメ車の世界もお好きなんですよね。

中西:はい。元々、一番好きだったのはコルベットだったんです。 免許取り立ての18歳ぐらいの頃はアメ車の専門誌エイカーズ(A-CARS)を読んだりしていましたから、当時の C3か C4ぐらいのコルベットにずっと憧れを抱いていました。

ガオ:結構、すごい車が好きだったんですね(笑)。

中西:当時、横浜の港北あたりにはアメ車屋さんがいっぱいありましたよね。マルカツオートさんとかが、スーパーチャージャーとかターボをつけてハイパーシリーズなんて販売していたんですよね(笑)。

____横浜の人ってアメ車が好きですよね(笑)。その辺の名残りなんですかね。

ガオ:上の世代は、本牧とかベース(基地)の近くで遊んでいたと聞きますね。僕の世代以降にとっては、港北ニュータウンもアメリカンで面白かった。あの辺りが今ほど賑やかになる前には、アメ車屋さんがたくさんありました。週末に店舗を回るのが楽しかった。本物にリアルに触れられるというのは大きかったですよね。体験として。

中西:確かにそうです。実物がありましたからね。

ガオさんの車遍歴

____ここでガオさんに是非、お伺いしたいのが、日本だと車好きとトラック好きというのははっきり分かれていますよね。トラックは仕事のものだし、 車は生活やレジャーのものだし、と。でもアメリカだとトラックも車もオートバイも、一体となって文化になっているような気がします。

ガオ:僕自身「アメリカと日本の違い」をきちんと理解するのは、大人になってからでした。アメ車ブームと言われた90年代はサラリーマンをしていて、ちょっと無理して、アメ車に乗っていました。アメ車の入り口は実はジープだったんです。CJ 3 Bという、日本で作られたけど左ハンドル。三菱自動車がつくったウイリスジープです。それを米軍のウイリス MB仕様に改造して、乗ってました。

____骨太な好みだったんですね。

ガオ:元々ファッションとしてのアメカジが好きでした。「ジープの次に何に乗ろうかな」と考えた時に、アクション映画の主人公が乗るような派手なのもいいけれど、ロスの街を走っている普通のアメ車もいいなと。 劇中ですぐクラッシュしてしまうフルサイズのポリスカーだったりとか(笑)。それでポンコツのマーキュリーのステーションワゴンを買って乗り始めたんです。初めてアメリカに渡りクルマで旅したのも同じ20代後半の頃でした。今につながる体験として大きかったのは30歳半ば。大型自動二輪免許を取って、アメリカ大陸を大型バイクで走ってみたら新しい発見がいっぱいあったんですよ。

アメリカと日本のトラックドライバーの違い

____オートバイとの出会いが転機だったんですね。

ガオ:そうですね。オートバイだと人間がむき出しだからか、いろんな人が声をかけてくるんです。日本人は総じてオートバイ乗りにはクールだと思うんですが、アメリカはすごくフレンドリーでやたらと声をかけてくる。走っていても車が積極的に道を譲ってくれたり、特に大型トラックのドライバーが優しいと感じました。後からわかったことですが、トラックドライバーにはハーレー乗りが多かったりするんです。それもあってトラッカーに声をかけられることが多いのです。僕にとってのトラックのイメージは、子供の頃は「トラック野郎シリーズ」で、プラモデルを作ったこともありました。大人になって車を運転するようになると、トラックが乗用車に対して冷たいことに気づいて、ちょっと悲しかったですね。

____なるほど。日本だとお互い、「関わり合いになりたくない」と思ってるかも知れませんね。

ガオ:今でこそずいぶん優しくなったとは思いますが、昔はトラックに嫌がらせをされるようなことも多かった。トラックドライバーの全てがそうではないとはわかっていますが、一度イヤな思いをすると、マイナスなイメージを持ってしまいますよね。アメリカを旅してみると、まったくそういうことがなかった。バイクでアメリカを横断した時、雨上がりの夕焼けがあまりにも綺麗だったので、レストエリアにバイクを停めて空を眺めていたんです。そうしたら後ろから髭面のトラックドライバーが、「どこから来た?」って話しかけてくるわけです。日本から来て、アメリカを横断していること、カリフォルニアからニューヨークを目指していることなどを話しました。すると彼は「俺はこの国が大好きなんだ」と話してくれました。俺はこの国でトラックドライバーができて本当に幸せだ。あそこには行ったか?ここは走ったか?あそこは景色が美しいから走っていて、幸せな気分になれるぞ。行ってみるべきだ!と言って僕の地図にマークまでしてくれたんです。 そのときには「ああ、アメリカのトラックドライバーはこんなにおおらかなんだ」と思ったものです。 彼は全米を走っていて一年のうち10ヶ月は家を空けていると言っていましたが、心底、自分の仕事を愛し、トラックに乗ることを幸せに感じているんですね。そんな出会いがトラックに対するイメージを大きく変えてくれました。

カスタムとは“自分のものにするための行為”

____アメリカでは、路上を走るもの同士に助け合いの精神があるのですか?

ガオ:うーん。そこまで大げさなものじゃないと思います。アメリカはニューヨークなど一部の大都市を除けば完璧な車社会ですよね。みんな靴を履く感覚で車を使っているのだと思うのです。歩いていて人とぶつかりそうになったら自然に譲り合いますよね。きっとアメリカ人にとって車は靴と一緒。だから特に助け合いとか譲り合いという意識などなく、生活の中で普通に「走っているだけ」だと思うんですよね。譲るのが自然な行為だから、譲ってもらってもハザードなんか出さない。フリーウェイも名前の通りタダですし、燃料も安い。予約なしでモーテルに泊まるのも普通のこと。多くのモーテルが大型トラックもOKなので、旅するトラックドライバーも快適なはずです。自分で運転しながら旅をすることにストレスがなく、本当にいい国だと思いますね。余談ですが、最近アメリカの食べ物がすごく美味しくなったと感じます。先日の渡米で驚いたのは、コンビニのサンドイッチまでが美味しくなっていたことです(笑)。

____ありがとうございます。ここでちょっと話題を変え、カスタムの話に入りたいと思います。ガオさんの考えるカスタムとはどういうものでしょうか。

ガオ:あるカスタムビルダーと話していて「なるほど!」と思ったのが、「カスタムとは愛車をもっと好きになるための行為。本当の意味で自分のものにするための行為」という言葉。確かに新しい車を手に入れて、鍵に好みのキーホルダーを付けただけでも、自分のものになったぞ!って思いますよね(笑)。もちろんノーマルで充分という人もいる。一方で小さなキッカケからカスタムの深みにはまっていく人もいますから(笑)。

中西:確かにそういうことです。 カスタムは、たまたま趣味が合う場合もあるけど個人が大事になってきます。個人同士でお互い認め合ったり認め合わなかったりもあって(笑)、それらを全部含めてカスタムというのは正解がないですよね。僕はカスタムが好きなのですが、ゴリゴリにカスタムするのはあまり好きじゃないんです。例えば古いアメ車だったらなるべくオリジナルに近い形で乗りたい。好み的にはオーバーフェンダーをつけたりとかは、あんまりしたくないんですよね。

ファストエレファントのオリジナルイラスト企画について

____ファストエレファントのボルボ・トラックのカスタムももともと一台の白無垢のトラックがあって、 自分好みのトラックに近づけていく行為ですよね。そんな理想の一台にするための行為とでも言いますか、現在、ヨシノ自動車とガオさんとでオーナーさんのためのオリジナルの愛車の書き下ろしイラストの企画が進行していますよね。ガオさんはどんな思いでこのプロジェクトに臨んでいますか?

ガオ:僕が会社に所属してクリエーターをやっていた頃、何か壁にぶつかると「何のためにやっているんだろう?」とやるせない気持ちになることがありました。その要因のひとつに「お客さんとの距離感」があったのではないかと、今は思うのです。現在は大好きな車やバイクに関わる仕事に恵まれ、それをとても楽しんでいますし、評価してくれるお客さんとの距離がとても近い。オーナーのために車のイラストを描くというのは素晴らしい作業です。愛車に対するオーナーの想いはとてもピュア、完成したイラストを手にして涙を流して喜んでくれる方もいらっしゃいます。そして法人のお客さんに「やり方はあなたに任せます」と言って頂けるお仕事もまた、緊張感をともないつつも嬉しいものです。今回のプロジェクトには両方の要素があって、大きなやりがいを感じています。

中西:確かにボルボ・トラックは、ガオさんが選ぶ被写体ではないですよね。それでもやりがいを感じていただけるって素敵ですよね。

ショップが独自のスタイルを身につけるには時間がかかる

____この企画は「ユーザー想いの企画だな」と思いますね。

ガオ:カスタムって、実はとても難しい。車でもバイクでも「ウチのスタイルはこれです!」というキャラの際立った派手なカスタムをしているショップがまず思い浮かぶでしょう。でも一方で「お客さんの要望が第一」というスタンスのカスタム屋さんの方が実際は多いんですよね。僕の勝手な印象ですが、トラックをいじるお客さんには他人と違うカスタムが好みの方が多いような気がします。そして「ボルボは何風がいい」、「ヨシノ自動車のファストエレファントはこんなスタイル」と言ってみても、そこに当てはまらないお客さんも多いんじゃないかと思うんですよね。

中西:そうですね。ファストエレファントという名前をつけてから、1年も経っていませんし、ヨシノ自動車でボルボのカスタムが流行しているのも、ここ3年ぐらいです。それもやっぱり一部のお客さんがネットでパーツを注文して「これができるか、あれができるか」と試行錯誤していただけたからなんですよ。その意味ではお客さん達の方にコアがあって、それをベースに広がってきたというのがファストエレファントだと思うんですよね。その意味では時期も浅いですし、「この線で行く」というのは、まだ定まっていませんよね。でもともかくも、それで良くて、それで動き続けられればいいと思うんです。それこそ10年後に独自のスタイルが生まれるのかもしれませんし。

____最近は取り扱いパーツが増え、問い合わせも増えているようなので、今後にも期待したいですね。

中西:はい。こういうことでブレるとか、ブレないとか言葉尻だけで判断する人がいますけど、そもそも「ブレていて構わない」と思っているんです。現在でこそブランドが確立されているレクサスだって、日本に定着させるのにトヨタは10年以上かけているわけですから。

ガオさんから見た仕事の理想的な関係性

____ブランドを継続して確立するまでには、時間がかかりますからね。

ガオ:「僕はこの業界に属しています」という立場ではありませんが、自分で選んでこの道を歩みながら、いろんな分野に精通した知人・友人がたくさんできました。会社に勤めていた頃、ある先輩に「将来独立することがもあるかも知れないから、今のうちにいい仲間をいっぱい作っておくといい」と言われました。「仲間ウチで仕事が回せるようになるし、最後に助けてくれるのは仲間だ」とも。当時はその意味が今ひとつよく分からなかったのですが、独立してふと気が付いたら自分もそんな風になっていました。今の環境はとても心地いいし、仲間同士で刺激し合い切磋琢磨もできています。とはいえビジネス面は馴れ合いじゃなく、しっかりと期待に応えたい。まして「ON THE ROAD MAGAZINE」も、デザイナーやイラストレーターの仕事も全部僕自身、「GAOニシカワ」の一枚看板でやっているので言い訳も失敗もできない。常に全力で立ち向かわなくてはならないのも事実です。

____おっしゃることの意味が良く分かります。

ガオ:ヨシノ自動車さんからは昨年のトラックショー以後も「また何かやりましょうよ」と言ってもらえているのがとても嬉しいです。トラックは言うまでもなく高額な商品。それに関わる様々なプロジェクトを「任せるからやって」とかはなかなか言えないはずだと思うのです。しっかりと取り組まなければと身が引き締まりますね。そんなヨシノさんには、経営者である中西さん以下、若い人たちを中心に動いている活気のある会社というイメージをもっています。皆さんが個性を生かしつつしっかりお仕事されているところも素晴らしい。「こういう雰囲気だったら会社に勤めるのもいいな」というのはドロップアウトした僕の独り言ですが…。(笑)

次のテーマはネオジャパネスク!?

____今後、ガオさんがファストエレファントで「こんな事をやってみたい」と考えられているのは、どんな事でしょうか?

ガオ:これまでもトラックをモチーフにいろいろなイラストを描いてきましたが、ひょんなことからトラックビジネスを行っているヨシノ自動車さんとお付き合いすることになって、トラックが僕にとって一段と身近なものになりました。昨年夏にアメリカに行った時にもトラックに対する自分の見方が変わっていることに気づいたんです。フリーウェイなんかでカスタムトラックを見たら気になるし、「このスタイルをファストエレファントでやったらカッコいいんじゃないか」なんて考えていました。是非いろいろなプロジェクトでご一緒できたら、お役に立てたら嬉しいなと思っています。

中西:ぜひぜひ。僕も「こうしたい、ああしたい」という方向性がはっきりあるわけではないのですが、ファストエレファントという冠は変えずに、いろんなコンセプトでカスタムを「やってみたいな」と思うんです。それが、やがてファストエレファントという、一本の道になるような気がします。その中にガオさんのエッセンスがすごく入ったカスタムがあったら、とても嬉しいですね。

ガオ:ボディの形は違いますけどアメリカでもボルボは走っていますし、大型ではないにしろキャブオーバーのトラックも随分、増えました。「アメ車」と言ってしまうとユーザーを限定してしまう可能性がありますが「アメカジ」だったらみんな好きだし、「アメリカンスタイル」だって嫌いじゃないはず。王道のヨーロピアンスタイルがあって、アメリカンスタイルのカスタムもあって、「ネオ・ジャパニーズ」とでも言うのか、トラック野郎とは違う、新しい日本のスタイルを創り出せたら面白いですね。

中西:それはそう思います。ガオエディションじゃないけれど、ファストエレファントがもしデコトラを作ったらとか、いいですよね。

ガオ:ちなみに、そこにかかっているのは書家だった祖父の作品なんです。その影響もあってか、モノ作りの過程で筆を使いたくなる瞬間があるんです。いま日本文化に世界的な注目が集まり、観光客も増えていますよね。僕はアメリカかぶれですが、もっと日本的な表現というか、自分の制作物の中にも「意識して日本的な部分を出していくべきなのかも知れない」と感じているんです。黒い輪郭が強い僕のイラストが「版画っぽい」とか、「日本の浮世絵作家が車やバイクを描いている」というスタイルでアピールするのも面白いんじゃないかと言ってくれる友人もいます(笑)。日本人ならではのアイデンティティを活かしたものづくりをしてみたいし、意識的に「日本人らしい表現をしてみるのも面白いかな」と思っています。

GAOニシカワ(西川雅生)様
1963年生まれ。1987年武蔵野美術大学造形学部・工芸工業デザイン学科卒業。1987年~2000年ブリヂストンスポーツ株式会社、株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツに勤務。2001年 独立。2003年 自ら表紙イラストも手がけるフリーペーパー「オンザロードマガジン」を創刊。2009年 (株)オンザロードを設立。出版・イラスト・デザイン制作を中心に事業を展開中。
http://gao-n.com

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