株式会社ヨシノ自動車

株式会社kmftsコーポレ―ション ボルボ・ドライバー 村松・オズワルド 様

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第48回

pine village(パインビレッジ)株式会社 代表取締役社長 村松 優様

pine village(パインビレッジ)株式会社 代表取締役社長 村松 優様

「私がボルボトラックを選ぶ理由 第8回」

ボルボドライバーや導入を決めた企業を招いて、ボルボトラックを語りつくす「私がボルボトラックを選ぶ理由」。第8回目となる今回は、静岡県藤枝市のパインビレッジ株式会社の代表取締役社長の村松 優様に、ご登場いただきました。パインビレッジ株式会社は土木建築に関わることなら一手に引き受ける現在、急成長中の建設会社です。静岡で新しい風を巻き起こしている建設会社が、ボルボを選んだ理由は何だったのでしょうか? そしてファストエレファントでどんな架装を行い、どんな思いを託されているのでしょうか? 村松社長とのお話は多岐にわたり、ボルボトラック導入に際して非常に有意義なお話となりました。

デザイン・大島宏之
編集・青木雄介

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村松 優(むらまつ すぐる)様
静岡県藤枝市出身。昭和50年5月4日生まれ。17歳から鳶職人として働き、これからの時代は何でも出来る職人が強いと思い、総合建設業の世界に足を踏み入れ、職人や営業や番頭をこなし地元ゼネコンで役員を経験する。その経験を最大限に生かし、平成26年7月、pine village(パインビレッジ)株式会社を創業。代表取締役に就任。現在に至る。

最初からボルボに行け

____パインビレッジさんの事業内容について教えていただけますか。

村松:基本的には土木、建築、不動産を手掛けています。自社で保有している重機を回送屋さんに頼むと、ちょっと運ぶだけでもお金がかかってしまいますよね。ですから僕自身も大型免許を取って、「自分で運んだ方がいいのではないか」と考えました。たまたま同級生がトレーラーに乗っていて長距離が多かったようなのですが、落ち着いて「地元で仕事がしたい」ということだったので、「じゃあウチでトレーラーを買うから乗ってみるか」という話になりました。友人が入らなければ「俺が運転もしてもいいか」と考えていましたね(笑)。

____村松社長にも、トレーラーへの憧れみたいなものがあったんでしょうか。

村松:ありました。「重トレはいつか乗ってみたい」と考えていたんです。そして「いつかはボルボに乗りたい」と考えていたのですが、最初からボルボにしました(笑)。弊社の他の車は全部ふそうなので、最初はふそうの20トンも考えていたのですが、そもそも新型がないし、壊れた時のメンテナンスを考えるとちょっと悩みどころでした。僕のお客さんで重トレを持っている会社の社長さんがいて、そんな話をしたら「ボルボにいけ」と言われたんです。「いいから買っとけ」と(笑)。

中西:良い方ですね(笑)。

村松:最初はヨシノさんでそのまま新車が買いたかったのですが、僕にボルボを薦めてくれた方が「最初は地元で買え」ということだったので、架装と塗装をヨシノ自動車にお願いすることにしました。 

そもそもヨシノ自動車に興味があった

中西:それは割とよくある話なんです。他県のお客様が「ヨシノ自動車でボルボを買いたい」とおっしゃってくれるのですが、アフターサービスの問題があります。いざ近場で持ち込むとなると、地元のディーラーさんがあまりいい顔をしないんですよね。

村松:これってボルボ特有なんでしょうか。中古トラックを買ってきて、故障すると地元のディーラーに持っていくんですが、文句を言うと「ウチで買ったんじゃないんで」と言われます(笑)。そう言いながらも直してくれはしますが。

中西:やっとここ数年、拠点によっては UD もボルボを触っているところが増えてきたので、拠点によっては、ですが、まったく問題ありません。結局、販売チャンネルは持っていても、現場の整備の人たちがボルボに触れたことがないから、「やれと言われても困る」というのが本音だったようですね。

アルフレッド:そういう遠方の現場と話すと「部品なんか持ってないですよ」と言われたりしました。「部品を持ってないなら話にならないな」ということも何度かありましたね。

____ちなみに村松社長は、ヨシノ自動車をどうやってお知りになられたんですか。

村松:それまでもずっとインターネットのコンテンツを見ていました。婚活トラックとか、めちゃ面白いじゃないですか(笑)。僕はトラックを飾るのが大好きなので、婚活トラックにはちょくちょく飾った中古トラックが出てくるので、「これ欲しいな」と見ていたんです。それとアルさんが出てきて、改造している YouTube のチャンネルもありますよね。やっぱり、みんな見てるんですよ。 会社の仲間もボルボをお願いするなら「ヨシノ自動車がいいよね」という話になりました。 だから話が通じやすかったですね。

____有難うございます!それは嬉しいですね(笑)。

中西:やっと努力が実りはじめましたね(笑)。 

村松:ボルボで検索すればヨシノ自動車さんが出てくるし、会社のホームページを見ていればボルボだけではなく、ダンプなんかも掲載されています。それも架装されていたりするので、そんな流れで「面白いな」とずっと感じていました。 

クルマも、トラックも、カスタム抜きには語れない

____ヨシノ自動車はボルボの正規ディーラーですけど、カスタムも手がけるというのは ユニークですよね。ファストエレファントの店長はその点、どう思っていますか。

アルフレッド:いや、最近はライバルがいなくもないので「うかうかしていられない」と思っています(笑)。 ただそう言っていただけると、すごく嬉しいですよね。

中西:カスタムはそれぞれのショップのセンスなので、ファストエレファントのセンスが受け入れられればすごく嬉しいですよね。 我々としても「こうすれば売れるから」というようなトレンドには「流されたくない」と考えています。 

____そこは大事にしていますよね。

村松:コテコテのカスタムか、ユーロスタイルか、みたいなところですね。

中西:はい。いろんな実験は必要だし、ブレたくないところなのでファストエレファントのスタイルを貫きたいですよね。

____トラックを飾るのも、どんどん趣向が変わってきていますよね。個人的にはデコトラ世代なので、まだまだデコトラ系にも頑張って欲しいんですが。ちなみに村松社長はどういったスタイルがお好きなんですか。

村松:デコトラほどではないのですが、メッキ、ステンレスが大好きなので「ボルボ以外のトラックも飾ってないトラックはない」と言って過言ではありません(笑)。でもそれってトラックだけじゃなくて、自分の車もカスタムが大好きなんです。ちょっといじりたくなるんですよね。ドライバーからすると「メッキはほどほどにしてや」という感じらしいです(笑)。でも良い現場ほど、飾ったトラックでドンと行きたいですよね。 

ファイヤーパターンにフルLight Fixのボルボ

____今回のボルボのカスタムの目玉としては、ケン・ザ・フラットトップさんのピンストライプが入りましたね。もともとファイヤーパターンやピンストライプがお好きだったんですか?

村松:ピンストライプはよく知らなかったんですが、 たまたまカスタムのサンプルを見ていてファイヤーパターンが目に止まりました。アルさんに「これ誰がやってるの?」と訊いたら、専門の職人さんが手書きで書いている、と聞いたので「僕もやりたい」と思いました。

アルフレッド:3年前にアベルにピンストライプを描きましたよね。 「あれと同じがいい」と聞いたのですが、全く同じというわけにもいかないので、ちょっとパターンを変えてケンさんに描いてもらいました。

____工程的には、どれぐらいかかったんですか?

アルフレッド:他の作業も並行してやっていましたが、一週間ぐらいだったと思いますね。

____それとパインビレッジさんのボルボは、ある意味、ファストエレファントの最先端とも言えるパーツを惜しげもなく使っていますよね。

アルフレッド:そうなんですよ。 Light Fixのバーも決して安いものではないんですが、フル装備してるわけです。ロウバーにハイバー、そしてサイドにもバーを装着しています。それだけでも興奮しちゃいますよね(笑)。 その提案を許していただいたと言うか、「共感してもらえた」というのがすごく嬉しいんですよね。 Light Fixだけじゃなくて、こちらの提案に対する社長の逆提案みたいなやり取りがすごく良かったんですよね。 

____村松社長的にはいかがでしたか。

村松:アルさんの提案が良かったんですよ。外れた提案とかはなかったです。ロウバーは2種類あるけど「どっちがいい」と訊かれた時に、僕が選んで、アルさんが「自分もそう思います」みたいなパターンがすごく多かったですね。

アルフレッド:Light Fixのバーもそうだし、ハイバーの上につけたフォグランプも格好よくないですか。 

「いつかはボルボ」をカタチにすると

____恰好いいです。社長はボルボを運転されてみましたか。

村松:何回かしましたよ。運転しやすいですよね。 

____ドライバーさんの評判はどうですか。

村松:やっぱり、良いですね。僕の妹の旦那さんもトレーラードライバーなんですが、 以前からトレーラーの相談をしていました。やっぱり「いつかはボルボに乗りたい」ということでした。まさか僕が買うとは思わなかったんでしょう。正月に来た時に「お兄さん、ボルボ見せてもらってもいいですか」と言うので、ちょっと乗ってもらったら「やっぱりいいな」とほれ込んだ様子でした。いつかは「わが社で乗ってもらえたら」と思いますね。やはりボルボは花形ですし、「いつかはボルボ」という思いを持っているんだと思います。個人的にも中が広いのに、びっくりしましたね。慣れないと死角が見にくいという話も聞いていたんですが、見にくいとは個人的には感じなかったですね。

____重機輸送だと、スカニアという選択肢もあったと思うんですが、そこはボルボだったんですね。

村松:ボルボですね。スカニアという選択肢は無きにしもあらずではありますが、ディーラーさんが近くにないのと値段も張りますしね。 

中西:ヨシノ自動車もディーラー的な立ち位置で言うと、いろんなメーカーがやれるといいですよね。アメリカのディーラーなんかそうじゃないですか。

村松:あれもこれも、といろいろ選べますよね。

中西:そうなんですよ。GM もフォードもお墨付きがあれば何でも売れます。ヨシノ自動車としてはボルボも、スカニアもやってみたいんですよ。実は三菱ふそうのサブディーラーをやっていたりもするんです。そうすることで、もっとお客さん寄りの提案が出来ますよね。それと我々は、ボルボとの契約だけなので資本関係はないんです。だから正直にボルボの弱点を話すこともできます。もちろん壊れて怒られることも、よくあることなんですけどね(笑)。

なぜ中古ではなく未使用車が選ばれるのか

____中古トラックにしても、ヨシノ自動車の良いところも悪いところもはっきりと指摘するというスタンスが、信頼につながってきたんじゃないでしょうか。

村松:中古トラックは、やはり中古だけに信頼が大事ですよね。重機もそうですけど、予算があって トラックを探していると、5年落ちで新車と300万円ぐらいしか違わなかったりしますよね。 それだったら「新車の方がいい」となってしまう。車もそうですよね。やはり中古車で値段を下げると程度も悪くなってしまうし、中古はどうしても当たり外れが大きい。それであれば新車の方が「最初から気持ちがいい」というのはあります。

____確かにそうですね。最近では中古トラックより未使用車が選ばれるという傾向は、ヨシノ自動車でもありますよね。

中西:そうです。ヨシノ自動車は中古車販売業が主軸ですけど、小売の8割はほぼ未使用の新車なんです。中古トラックそれ自体は全体の2割ぐらいだったりするんです。あと最近の傾向ですが、国産4メーカーは排ガス規制が強化されるに伴って、信頼の国産車だったはずが壊れやすくなりつつあるんですよね。 排ガス型式で言うと KL (平成11年規制適合車)ぐらいまではよかったんですが、新短期規制の PJ (平成12年規制適合車)になってくると、コモンレールの圧縮比をあげたり補機類で制御し始めるんです。それで、いきなり壊れる率が高くなってきちゃってるんですよね。

____なるほど。

中西:ヨシノ自動車でも5年落ちから、7年落ちぐらいが トラックとしてはまだ現役で、再販売価格として新車の半額で販売できるところが商売のミソだったんですよね。ところが5年落ちから7年落ちのトラックの故障率が高くなってしまっているので、「あまり手を出したくない」という実情もあるんです。 買い取って100万円ぐらいをかけて整備して、お客さんに納車した途端に故障するということが度々あったので、 最近では「5年だったのを4年で買い取らせて下さい」とお願いしています。4年だと、まだ大丈夫なんですね。新車で1000万のトラックが600万、700万ぐらいだとお客さんとしても、安心して買えるというところがあります。 新車で買われるお客さんも、4年で代替えをするとメンテナンスコストを考えると高く販売できることもあるので、 最近はちょうどそれぐらいのサイクルなんですよね。 

村松:ある程度、簿価を落として新車に変えるんですね。

5年落ちのボルボが、ユーザーにどう使われるのか

中西:はい。ヨシノ自動車は今後そうして行きたいのですが、中古トラックを長年やっているので5年後の再販価値、4年後の再販価値をある程度、的確に判断できます。通常のリース会社が残す残価設定よりも、ヨシノ自動車が保証をつけて高く設定することもできます。元本がいくらというよりも実質、その4年間で支払う額をヨシノ自動車保証することによって、圧縮して安くなるという仕組みなんです。お客さんにとっては時間軸でかかるコストが、すごく圧縮できるんですね。 それを「今後やって行こうかな」と考えているんですよね。これから国産で始めて行くのですが、「今後はボルボでもやっていこう」と考えています。いまだにボルボは国産に比べると値下がり率がちょっと高いんですが、新車の2014年モデルは国産とほぼ変わらないので、付加価値をメーカーとディーラーで付けていこうと考えているんです。

____確かに5年落ちのボルボがユーザーにどう活用されていくのか、ということを想像できないと、 厳しいですよね。

中西:そう。だからそれを「この1年で決めよう」と考えています。まだ未定ですが、メーカーにも協力してもらって、例えば中古のボルボにもメンテナンスパックをつけたい。ボルボに関しては、中古のマーケットそれ自体が出来上がってないんですよ。 だからメーカーや我々のようなディーラーが、そういうマーケットを作らないといけないんですね。それがお客さんにとって「メリットにつながるのではないか」と考えているんです。それは本当にメーカーの協力次第なんです。それができれば安心して、中古のボルボに乗っていただけますから。

村松:僕にボルボを紹介してくれた会社の会長さんも、8台ぐらいボルボを所有していらっしゃるんですね。それで「5年を境に故障が多くなってくる」という話をしていらっしゃっていました。ただ彼らの会社は九州など長距離が多くて、我々は逆に地場ですのであまり比較にはならないかもしれませんが。その方はずっと UD を使ってらっしゃったのですが、重トレはボルボに変えて最近、「日野も入れた」とおっしゃっていました。いろんなトラックを乗ってみて良さを比べてみるのが、一番良いのかもしれませんね。ただ5年というのは「境目としてあるのかな」という感じはしますね。

「ボルボは壊れる」は、いまや都市伝説!?

アルフレッド:ありますね。5年というのもあるし、30万 km を境に故障は多くなる印象があります。ボルボブルーは30万 km で保証が切れてしまいます。ちょうどいい頃に、面白いように故障が多くなってくるんです(笑)。 どうしても色んなパーツが、その距離ぐらいで壊れてきてしまうのかもしれませんね。 お客さんに言っているのはブルーパックが終わっても、それなりに修理をしてきていれば、4年目は乗れるけど、「5年目には大きな修理をしなければいけないですよ」と伝えています。 そこで乗り換えるか、お金をかけて直して乗り続けるか。 パーツも消耗品なので、どこかでちゃんと見切りをつけないとダメなんですよね。おすすめは4年乗って、支払いが終わったら乗り換えるパターンですね。

____それを買ったヨシノ自動車は、オーバーホールをしっかりして、また再販売するという循環ですね。

アルフレッド:そうです。そうです。

中西:大きなトラブルが出ないうちに買い取れれば、買取金額も高くできるので、売ってくれたお客さんにもメリットがあると思うし、特にこの2014年モデルはそれほど大きな整備の必要はないんですよね。予防整備をしっかりしていれば。それ以前のモデルは個体差が激しいんですよ。

アルフレッド:いわゆるギアトロニックと言われているモデルが危ないんですね。I シフトになってからは大丈夫です。全然、大丈夫とは言いませんが(笑)、2014年モデルからは本当に壊れなくなりましたよね。

村松:そのイメージはずっとあったんでしょうね。いまだに「ボルボは外車だから壊れるぞ」って言う人は言うんですよね(笑)。 その固定観念は強いんでしょうね。

中西:10年以上前のボルボは、確かに壊れやすかったですからね。

アルフレッド:まずそこから入ってくる人もいますからね。「ボルボって壊れるんでしょ」って(笑)。 ただ最近は故障の割合が平均化されてきていますよね。 UD はボルボのエンジンだし、ふそうはダイムラーだし、どちらにしろ故障すればパーツが高くついてしまうんですよ。日野は唯一、純国産ですがやはり故障はありますしね。だからこそ「目立たなくなってきた」という話を最近、よく聞くんですよ。

村松:そうだとしたら、やっぱり顔で選びますね(笑)。

アルフレッド:ですよね(笑)? そう考えるとボルボはとても売りやすくなっているんです。

土木、建設業界の、新しい風を感じて欲しい

____普通に考えて、ボルボを選ばない理由が分からないですからね。

村松:いま一台、国産でシングルを考えているんですが、「ボルボでもいいかな」と思っています。値段が多少は高くなってしまうんですが。「恰好いい子がいいな」と思うんですよね。ドライバーにとっても、気持ちよく運転できるじゃないですか。ボロボロのトラックに乗るより、やっぱりボルボに乗りたいですよ。

アルフレッド:整備士の目から見ても、ボルボが一押しですよ。

____パインビレッジさんのボルボを見たドライバーが、「パインビレッジさんに入りたい」というような話はありますか。

村松:まだそれはないんですが、「ページ見たよ」とか「また新しいの買ったの?」とか、 「あの車で来てくれ」というリクエストもあるんですよ(笑)。今の機械もそうですけど、操作がどんどん ICT 化(インターネットを介した操作精度の高度化)してきていて重機もプッシュボタンだし、おもちゃではないですけどゲーム感覚で操作できるんですよね。仕事なのでゲーム感覚ということは当てはまりませんが、「そういう操作が楽しい」という感覚で「土木業界に人材が入ってきてくれる」と期待しているんですよね。土木の仕事はいわゆる3Kのイメージが強いので、どんどん変わってきていることをアピールしていきたいんですよね。

____オペレーターとして重機の操作って絶対、面白いですからね。

村松:そうなんですよ。でもやっぱり20代、30代の人材はすごく少ないんです。だからもっと積極的に入ってきてほしいから、入って来てくれるようなホームページ作りや会社作りというのを「していきたいな」と考えているんです。トラックもそうで「あのボルボに俺もいつか乗りたい」って思ってもらいたい。「大型免許を取らせて下さい」って言えば大歓迎ですし、それも一つのステップになるでしょう。弊社も建築関係は何でもやるんで、それこそテトラポッドも作っているんですよ。型枠や足場もやるし、鉄筋もやります。造成工事をやったり、土木に関してオールマイティにやっていける会社づくりを考えているんです。運送部門を作って、トラックもようやく今年、営業ナンバーを取得します。 現在は自社の重機しか運べませんが、営業ナンバーを取ったら「どんどん仕事を獲りに行きたい」と考えています。

____了解しました。ではこれが最後の質問です。村松社長は今回、ファストエレファントとお仕事をされていかがだったでしょうか。

村松:すごく良かったです。しいて言えば、もっと近くにあれば「いいのにな」と思ってしまいました。「ちょっと行くよ」っていうぐらいの距離でいてくれると、すごく嬉しいですよね。 神奈川だから2時間ちょっとで、そんなに離れてはいないですけどね。今回のご縁をきっかけに次に買うのもそうですけど、中古を探すのもそうですけど、「増車しようかな」と思った時は「ヨシノ自動車に相談したいな」って考えているんです。やはりそこは、信頼のおける会社がいいですからね。

中西:ありがとうございます。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

村松 優(むらまつ すぐる)様
静岡県藤枝市出身。昭和50年5月4日生まれ。17歳から鳶職人として働き、これからの時代は何でも出来る職人が強いと思い、総合建設業の世界に足を踏み入れ、職人や営業や番頭をこなし地元ゼネコンで役員を経験する。その経験を最大限に生かし、平成26年7月、pine village(パインビレッジ)株式会社を創業。代表取締役に就任。現在に至る。

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