富士運輸株式会社 執行役員 車両販売部 部長 瀬野博之様

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第32回

富士運輸株式会社 執行役員 車両販売部 部長 瀬野博之様

富士運輸株式会社 執行役員 車両販売部 部長 瀬野博之様

セノプロのお仕事紹介

現在、全国8ヶ所に整備工場をもつ富士運輸株式会社の車両部。もっとも規模が大きく、セノプロの手厚いカスタムサービスを受けられるのが奈良整備工場です。大型のレッカー車を所有し、塗装工場をもち、ラッピング制作やミニュチュアトラックも制作します。まさに瀬野氏の遊び心満載の、セノプロのお仕事風景を見せていただきました。

写真・薄井一議
デザイン・大島宏之
編集・青木雄介

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セノプロのテーマである「Functional Cool(機能的な格好良さ)」というロゴが目を惹く1台。こちらは3代目となるセノプロのデモカーです。カラーはアウディのナルドグレー。フロントパネルにはグラインダータトゥーの文様が鮮やかです。アンダーバーはブラガン。リアのタイヤハウスはドーマ。積極的に海外メーカーのパーツを取り入れながらも、マフラーは国内レーシングパーツメーカーのモリワキに特注するなど遊び心は満載です。瀬野氏いわく、「デモカーがすぐ売れてしまうので、あえてあまり人気のないダークカラーを選んだ」とのこと。

セノプロが現在もっとも力を入れている商材が、据置型パレットローダーの「ハイドローダー」です。空気圧でローラーが上下し、国内で使用されるほとんどのパレットサイズに適合し、ローラーで観音から奥まで押して運びいれることが可能です。パレット1枚あたり500Kgまで大丈夫。画期的に薄く、既存のトラックの床板に施工が可能で、電気は使わず施工はたったの4時間で出来ます。取り外しが簡単なので、新しいトラックへの引き継ぎも簡単とのこと。ヨーロッパではフェデックスやDHLでも採用されているとのこと。積み方への汎用性が高く、省力化とドライバーの負担削減に一役買ってくれる商材です。 http://fuji-truck.com/?page_id=2

セノプロはミシュラン一強の海外タイヤにコンチネンタルを提案しています。瀬野氏いわく「日本のトラックに適合し、某海外メーカーと性能は一緒なのに使わないのはおかしい。なにより格好いいと思いませんか?」。そのスケールメリットを生かした価格にも注目です。

セノプロでは3Dプリンターで完成したトラックの、精巧なミニチュアも作ることが出来ます。納入先の企業で非常に喜ばれるサービスだそうです。

美しい塗装が特徴のセノプロは、もちろん自社の塗装ブースを完備しています。耐荷重240kgまでの上下動が可能なリフトを7台設置し、きめ細かいオーダーに対応します。

車両部のデザイン室。3Dプリンターがあり、ラッピングのデザインからステッカーの出力まですべての行程を行えます。

セノプロのレッカー車。大型トラックも牽引できて、必要な工具を収納しています。

袈装ブースではセノプロ仕様のカスタム車両を制作中。塗装と袈装および車両プールは同じ敷地内にあります。

こちらは本体、富士運輸株式会社の整備ブース。ダブルキャブの4軸仕様がジャッキアップされていました。

敷地内にはイタリア、イヴェコ社のストラリスN400が。さらにセノプロの新たなプロダクトとして、スカニアの大型トラックも袈装を待っていました。

瀬野博之(セノ ヒロユキ)様
1973年6月18日生まれ。1993年4月に奈良交通株式会社入社(主に、大型バス整備)。1997年6月に奈良三菱ふそう株式会社 (大型トラック整備)。2000年10月、富士運輸株式会社入社。2019年、セノプロトラックス株式会社 設立。現在に至る。

セノプロ詳細はこちら↓

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