トラック業界をビジネスの場として考えてみませんか? 物流と建設は、国の力そのものです。トラックはその力を発揮させるための血液の役目を果たしています。その流れは24時間止まることはなく、日本の物流の約90%を支えています。建設業界でも資材搬入から重機の回送までトラックを使わない行程はありません。そんな社会を支える、トラックに関する仕事を“オールトラック”で手がけているのがヨシノ自動車です。そして社長の中西俊介が“トラック業界の未来”について、様々な業界のプロフェッショナルと対談を行っているのが、このトラック業界“鍵人”訪問記です。自動運転の未来に、新技術を搭載した新型トラック、そして気になる海外進出の行方までトラック業界の最前線はこの中にあります!

※鍵人訪問記は株式会社ヨシノ自動車のオウンドメディア・コンテンツです。

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トラックの自動運転はいつから始まるのでしょうか?

年々、自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)装着車は増え続け、新型の大型トラックにも装着が義務付けられています。これは来たるべき自動運転化社会への布石と言い換えても良いでしょう。そしてこの9月には国土交通省より、自動運転に関する最新のガイドラインが発表されました。その恩恵や影響をもっとも受けるのがトラック業界と言えます。人手不足や過酷な長距離輸送からの解放、さらには人為的なミスによる事故の防止など、その恩恵を連ねたらきりがありません。ではそのターニングポイントとなるのは、いつなのでしょうか? 法整備が進めば、2025年までには、一定条件の下でシステムに運転を委ねられるレベル3を実現したいとされています。トラックの自動運転化と並行して実現が急がれているのが無人車両による隊列走行です。そのために必要とされているトラックのEV化や通信の安定性やセキュリティなど、社会インフラの整備も並行的に行われなければなりません。この対談ではトラックの自動運転と隊列走行の未来と課題をあらゆる角度から論じています。

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第16回

まるでホテルみたいにくつろげるトラックがあるって本当ですか!?

本当です。室内で立ちあがって着替えが出来て、助手席まで歩いていけます。天井には採光口がついていて室内は明るく清々しい。デザインは北欧スカンジナビアの品があって、広く分厚いベッドはまるでホテルのようにくつろげます。これはボルボ・トラックの話です。上のグラフが示すように、時間外労働が顕著に長い例として運送業があげられます。長距離輸送を考えた場合、トラックの中で過ごす時間は自宅で過ごすより、長くなってしまいます。ボルボ・トラックの理念とは「ドライバーが快適であることと、安全は同じように確保されなければいけない」ということ。世界で第2位のシェアを誇り、日本の国産メーカーとはちょっとスタンスの違う、生粋の欧州トラックメーカー・ボルボ・トラック。ここではそんなボルボ・トラックを日本で販売する意義や、新型FHの素晴らしい機能について対談しています。運転手不足が叫ばれる中、いま最もドライバーを惹きつけてやまないボルボ・トラックの全貌が明かされます。

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第1回
トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第21回

日本を走るトラックは純国産メーカーと外資系メーカーとのせめぎ合い!?

日本のトラック4大メーカーといえば日野、いすゞ、ふそう、UDの4社です。上のグラフによると大型貨物トラックのシェアは日野、いすゞといった純国産メーカーが強いと言えます。ふそうはメルセデス・ベンツのダイムラーグループ、UDはボルボ・トラックの傘下にあり外資系トラックメーカーといえるでしょう。昨年、各社いっせいに新型モデルを発表し、きたる新時代に向けてのアップデートは果たされました。ただその思惑はそれぞれです。今後、いっそう厳しくなる排ガス規制や自動運転に関する安全基準など、日本は先行する欧州を参考にします。そうなると欧州の基準や技術をすでに手の内にしている外資系メーカーに較べて、純国産メーカーはどうしても出遅れてしまいます。ただやはり一長一短で日本国内での販売では、より市場のニーズをトラックに反映しやすい純国産メーカーにも利があります。この対談では純国産ブランドとしての日野自動車、ダイムラーグループの傘下となった、三菱ふそうの2社から現在の日本のトラックマーケットの最前線をあぶりだします。

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第8回
トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第9回

架装大国ニッポン! 大規模のメジャーか、専門にこだわるインディーズか

トラックは様々な用途に使用されます。物流なら箱型のウイングトラック、建機輸送ならセーフティローダーなどトラックは上物と呼ばれる架装の違いで使用用途は大きく変わってきます。この上物の架装を手がけるのが架装メーカーです。架装メーカーとはもうひとつのトラックメーカーといって過言ではありません。また載せる上物次第では、トラック本体より値段が高くなってしまうのもトラックならではの価格体系です。この架装メーカーの存在がトラック業界をよりユニークにしています。ここでは仕様を汎用化して、大量受注販売する大手架装メーカーと、仕様の専門性にこだわり、日本の職人技術の賜物としか言いようがない技術をもった中小架装メーカーをそれぞれ訪れ、対談しています。トラックの架装は現在、約半年から長いところでは1年から2年もかかる作業です。トラック業界ならではの架装の世界へどうぞ。

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第3回
トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第4回

本田圭佑に共感!アフリカで展開する中古トラックの“おもてなし”ビジネスモデルとは!?

日本で使えなくなった中古トラックを海外へ輸出する。このビジネスモデルは東欧やロシア、アジアでは80年代のバブル時代から行われていたビジネスです。その間を取り持っていたのは外国人ブローカーの存在でした。もはやそのネットワークは世界に張り巡らされているように感じられますが、アフリカ大陸は別です。ヨシノ自動車は7年ほど前から、ウガンダ共和国にヨシノ・トレーディングという現地法人を設立し、中古トラック販売業を始めています。そして今年は、サッカー日本代表選手である本田圭佑氏が経営するサッカークラブ・ブライトスターズFCへの協賛を発表しました。そこにはアフリカで、才能ある人材を集め、世界へ羽ばたかせようとしている本田圭佑氏への共感の気持ちがありました。ヨシノ自動車はウガンダでの販売を伸ばし続け、2018年度は日本での中古トラック販売台数を抜きました。ここではアフリカでビジネスをする際の、利点や問題点をすべてさらけ出しています。特にアフリカ大陸でビジネスをスタートしたい方々には必見の対談内容となっています。

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~ 第19回

※鍵人訪問記は株式会社ヨシノ自動車のオウンドメディア・コンテンツです。

トラック業界”鍵人”訪問記 ~共に走ってみませんか?~
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