そもそも他メーカーに比べて、開放的で居住性の高かったFHのキャビンがより快適になりました。そこには「ドライバーの意見を反映した多くの改善があります」とボルボ・トラックの商品マネージャー、Tomas Thuresson（トーマス・タレッソン）は言います。
最も目を惹くのは、完全にデジタル化された12インチのインストルメントディスプレイと、直感的な操作が可能な9インチのサイドディスプレイです。メーターパネルは走行に関するインフォメーションを表示。ドライバーに注意を促してくれます。サイドディスプレイはナビゲーションや、トラックの各種パフォーマンス情報、ラジオなどのメディア操作、さらには最大8台のカメラからの映像を同時に表示できるので、モニターを追加する必要はありません。
I-シフトのギアレバーユニットもデザインを一新しました。これもドライバーの要望を受けて再設計しました。高級車のようなデザインでレバー全体を小型化し、よりシート前方に配置することでドライバーがシフトを見ることなしに操作できるデザインになりました。
新型FHでは快適性も思いのままに選択できます。新しいダッシュボードサーフェスにより清掃が簡単になりました。USB接続ポイントは３つとなり、ベッドにはより硬いフォームマットレスもアクセサリー選べます。さらにヨシノ自動車では２段ベッドの仕様（本国純正）を選ぶことも可能です（日本国内メーカーでは取り扱いがありません）。折り畳み式で普段は畳んで内壁に収納できます。