信頼の安全性

「ボルボに乗る」ことは「安全である」と同じ意味です。

1:キャブの構造

すべてのボルボ・トラックのキャブはスウェーデン産の高張力鋼(HSS)で作られています。もっとも軽くて強いモノコック構造を実現。これにより、ボルボ・トラックのキャブは世界のトラックで最も高い強度対重量比を実現しています。

厳しいことで知られるスウェーデンのキャブ衝撃テストは横転衝撃テスト、正面衝撃テスト、上部衝撃テストにおいてボルボFHが可能な限り安全であることを確認しています。オプションのコーヒーメーカーでさえ衝突試験が行われているので、重大な事故が発生した場合でも乗員の生存率をより高めます。
トラックが横転事故または正面衝突に巻き込まれた場合、強化キャブはエネルギーを後方に伝達します。これは、運転席内にドライバーの重要な生存スペースを維持することを意味します。ドアがつぶれた場合も普段は採光口として使用しているハッチが脱出口として機能します。

さらにボルボ・トラックは乗用車との衝突も、自分はもちろん相手方への被害も最小限に抑えます。ボルボ独自のフロントアンダーランプロテクションシステム(FUPS)は、乗用車と正面衝突した場合、トラックのクラッシャブルゾーンを200ミリメートル後退させます。このシステムにより乗用車の運転手と乗客の生存率が飛躍的に向上します。

2:衝突安全ブレーキや運転支援装置

アクティブセーフティシステムを備えたボルボ・トラック。カメラとレーダーを使用して、緊急ブレーキ付き衝突警告は前方の物体をいつも監視しています。衝突が差し迫っている場合は警告が発せられ、ドライバーが反応しなかった場合は自動的に緊急ブレーキが作動します。

1.カメラとレーダー

カメラは、トラックの前方の距離と物体の種類を識別します。レーダーは、トラックの前方にある物体の移動速度と物体までの距離を測定します。ドライバーがシステムを信頼しすぎて、誤ったアラームを受け取らないようにすることを重視しています。そのため、カメラとレーダーが連携して、必要な場合にのみ警告を発します。

2.センサーフュージョン

センサーフュージョンとは、状況をよりよく理解するために2つのセンサー(レーダーとカメラ)を使用し、統合された情報を判断することです。センサーは実際の事故の脅威となる車両と、たとえば空の缶やダンボールなどの実際の脅威ではないオブジェクトとを区別するのに役立ちます。

3.コントロールユニット

カメラ、レーダー、トラック、ドライバーの行動からのすべての情報がコントロールユニットに収集されます。ソフトウェアはこの情報を分析し、事故が発生しそうな場合に警告システムと緊急ブレーキシステムを作動させます。トラックが危険な状況にあることをシステムが検知すると、ドライバーはフロントガラスに反射した赤いLEDライトで警告されます。ドライバーからの反応がない場合はライトが点滅し、アラームが鳴ります。

4.ブレーキシステム

ブレーキシステムは、ドライバーが衝突警告に反応しなかったときに作動します。車両は最初に軽くブレーキをかけ、ギアボックスを経由して繋がっている駆動伝達を切り離し、車両の速度は低下します。さらに衝突のリスクが軽減されない場合は、トラックの緊急制動が作動します。このときブレーキライトが点滅し後続車へ急ブレーキを警告します。停車後もドライバーからの解除動作が無い場合、ブレーキは作動し続けます。

このセンサーフュージョンによるボルボの安全システムは、同一車線を走行し逸脱しそうになるとアラートを発する「車線維持支援」、助手席側の左車線をレーダーで監視し車線変更のサポートをする「車線変更サポート」、完全停止からの発進も可能にした前車追従機能「アダプティブクルーズコントロール」、またアダプティブクルーズコントロールを使用していない際に、60km/h以上の速度で前方の車両の車間に注意を促す「距離アラート」にも使用されています。センサーフュージョンによって、ボルボ・トラックの安全に死角はありません。
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