ボルボトラックはホイールナットの締め方が違う!

タイヤ
こちらの記事では、タイヤのホイールナットを締め付ける際の、注意するべきポイントを紹介しています。
もしも、タイヤのホイールナットの締め付けが甘く、車輪脱輪してしまった場合、大事故を起こしかねません。日常点検や、ホイールの履き替えについても書いています!是非、参考にして下さいね。

ボルボ・トラックの正規ディーラーとして、ご利用いただいている皆様へ、ボルボの企業理念でもある「品質」「安全」「環境への配慮」に関連した内容をボルボ・トラックの特徴を踏まえ、判りやすくお伝え出来ればと思っています。

①注意すべき4つのポイント

1.確実な締め付け
締付け方式には、球面座で締付けるJIS 方式と平面座で締付けるISO方式があります。規定の締付けトルクで確実に締付けてください。

<コメント>
ボルボ・トラックのホイールナットは、10本ボルトISO方式で、規定トルク+角度締め(200Nmでトルク締め後90度廻す)となっております。これは弾性回転角法という締付管理方法で、エンジンのヘッドボルトなどの締め方と同じです。

2.増し締めの実施
締付け後は初期なじみによってホイールナットの締付け力が低下する場合が有りますので、します。200㎞走行を目安に増し締めを行います。

<コメント>
ボルボ・トラックは昔から、安心なISO方式を採用しており、左右全車輪のホイールナットが右ねじ(右側に廻して締まる)となっています。
(締め付け確認は、締め付けトルク670Nmで行います)

3.日常の点検
一日一回、運行の前に、ホイールボルト、ナットを目で見て、さわって点検します。異常を発見したら直ぐに整備工場へ。

<コメント>
ホイールの脱輪に限らず、路上故障する原因は色々ありますが、その半分以上は日常(運行前)点検をすることで、事前に問題を発見し防ぐことが可能だと言われております。
慣れてくれば5分ぐらいで済ますことが可能ですので、必ず日常(運行前)点検の実施をお願い致します。

4.ホイールの履き替え
スチールホイール、アルミホイールの履き替えには、それぞれ適合するホイールボルト、ナットの使用が必要です。必ず確認してください。

※ボルボ・トラックも、スチールからアルミホイールに履き替える場合には、注意が必要です。
必ず当社にご確認ください。

***** 整備工場より *****

いままでの経験的に、1次的な原因として最も考えられるのが、タイヤの交換時にトルクレンチを使用しないで締め付けている(緩い場合が多い)、エアーインパクトレンチで締め付けている(締めすぎてしまう)可能性が考えられます。

なお、一度締めすぎてダメージを受けたボルトは、その後既定の方法で締め付けたとしても、元には戻りませんので、いずれは折損する可能性が有ります。

また、2次的な要因として、日常(運行前)点検をしていない可能性が有りますので、出来れば運行する前、もしくは運行途中の休憩時に、必ず車両の点検を行うようにしてください。
(ナットやボルトは、同時に緩んだり折損する事は無いと思われ、大抵は1本づつ徐々にナットが緩んだり、ボルトが折損したりしているはずだからです。)

日常(運行前)点検のポイントや段取りについて、詳しく知りたい場合は工場にお問合せ下さい。

ボルボ・トラックは、安全を考慮し他の車とは違う方法の締め付け方をしますので、ボルボ・トラック・ディーラーでない修理工場やタイヤ屋さんなどでタイヤ交換作業を依頼する場合は、必ず正しい締め付け方をご存じか確認して頂き、判らない場合には説明をしてください。取扱説明書(通称:ブラックバインダー)にも締め付け方が記載されております。

ヨシノ自動車では、車検及び点検時にはトルクレンチを使用して670Nmで締め付け確認、タイヤ脱着時にはトルクレンチを使用して200Nmで締め付け後に90度で角度締めを実施しています。


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