燃料代と燃費について

省燃費
最近の燃料小売価格(ヨシノ自動車がある川崎市周辺)は、レギュラーガソリンが170円前後、ハイオクガソリンが180円前後、軽油が150円前後と、以前より少し下がった気もしますが、依然として高値が続いております。
燃料価格高騰の原因は、ロシアのウクライナ侵攻に対して、アメリカとEU加盟国が経済制裁したことが大きく影響していると言われておりますが、まだまだ収まる気配はなく暫く長引きそうな状況です。
そこで、燃料コストを抑えるには取り敢えず安いスタンドで給油することかもしれませんが、トラック(運送会社)の場合は特定のスタンドと契約しているかと思われますので、燃費良く走行したり極力アイドリングを少なくするなど、燃料が高騰している中で無駄な燃料を使わないようにする事が、燃料コストを抑える一番の方法かと思われます。

燃料価格と補助金の推移(経済産業省資源エネルギー庁の資料より)

 

現在の燃料価格は、政府による補助金の効果により価格は一定の水準に抑えられておりますが、もし補助金が無いとなるとレギュラーガソリンでは200円を超え、軽油も200円に近い価格になっている事となります。

なお、経済産業省の発表によると、7月7日以降に各地のガソリンスタンドで卸される分から、1リットル当たり40.8円を支給するとの事です。

燃料コスト

運送会社にとって、最も掛かる輸送コストは燃料代かと思われますが、その一番掛かるコストが現在高騰を続けています。

例えば、年間10万km走行するトラックが、今まで燃費をあまり気にせず平均燃費4km/lで走行していたとすると年間に375万円の燃料代が掛かる事になりますが、色々努力をして平均燃費5km/lまで延ばしたとすると年間300万円の燃料代となり、1年に75万円の燃料コストを抑えたという事になります。または、75万円の利益を出したとも言い換えることができます。

燃費良く走行するには

過去のブログで「省燃費運転について」という事で、基礎編、一般編、ボルボ編と3編に分けて説明しております。

▼過去ブログはこちらから読めます

走行中に少しでも意識しながら省燃費運転をしていただく事で、必ず燃費(燃料コスト)には良い方向となります。

また、省燃費運転を心掛けて運転すると、周辺の環境や状況を意識して走行する様になりますので、結果的に安全運転にも繋がります。

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